採用情報

応募者の皆さまへ

採用にあたり、みなさまにお願いしたいのは、数々の先輩に敬意をもって接していただくこと。

生活を預けることへの少なからぬ不安を理解すること。
自分を信じていただけるよう、礼を尽くし生活をご支援すること。
互いの信頼が生まれることで、あなたも高齢者の皆様も、共に豊かな人生を送れると信じています。

募集要項

募集職種①介護職員 ②看護職
勤務地〒368-0005 埼玉県秩父市大野原786番地
応募資格①不問 ②正看護師、または准看護師
初任給①151,000円~208,300円 ※資格・経験により異なります。その他、夜勤手当等各種手当は別途支給します。
②196,000円~247,100円 ※資格・経験により異なります。その他、各種手当は別途支給します。
就業時間

(1)7:00~16:00 (2)9:00~18:00 (3)13:00~22:00 (4)22:00~7:00
又は7:00~22:00の間の8時間

①シフト制 (1)~(4)以外あり  ②シフト制 (1)~(3)以外あり

休日・休暇休日 他 / 週休二日制 / 6ヵ月経過後の年次有給休暇日数10日間
福利厚生通勤手当 / 昇給・賞与(年二回) / 夜勤月5回程度

時代に求められる「介護」という仕事について

超高齢化社会と言われる時代がすぐそこに迫る中、
新たに特別養護老人ホームを開設し、社会的課題に取り組む
ちちぶ慈洋福祉会の増田理事長に仕事についてインタビューを実施しました。

施設の理念について

愛宕の杜は、ただ単純にご利用いただく入居者様の生活の介助を行う介護施設から、もう一歩進んだ施設でありたいと思っています。例えば、食事を1つ取ってみても、1日3食きっちり食べる方もいれば、朝ご飯は食べない方もいらっしゃいます。

人には、それぞれのルーティンや生活があります。それぞれの人が当たり前に続けてきた「暮らし」を、施設に入居してからも出来る限り継続できるようにサポートする。その人らしい「暮らしの継続」ができるよう、利用者様それぞれに寄り添ったケアサービスの提供をすることこそが、私たちの使命であり、大切にしている理念です。

「ユニット型」で
理念を実現する

ユニット型施設は、「10名1組(=1ユニット)が1つの家に住んでいる」という考え方です。ユニットごとに個室やトイレはもちろん、専用のリビングやキッチン、お風呂、洗濯室などの生活空間が設けられており、自分の部屋から外に出ても、そこはパブリックな場ではなく「自分の家の居間」にいるようなものです。

もちろん自分一人だけが暮らしているわけではないため、様々な面で折り合いをつけながら生活をしていただく場面もありますが、出来る限りそれぞれが自由に、その人らしい暮らしをできるように配慮しています。理念に掲げた「その人らしい暮らしの継続」を実現するとゆう意味では、ユニット型の施設は最適であると思っています。

ユニット型だからこそ

例えば入居者数が60名の施設を考えると、60名全員を対象として多数のスタッフでケアに当たる場合、それぞれの方の好みや生活リズムを理解し十分な介助を行っていく事は、なかなか難しいことだと感じています。しかしユニット型の施設の場合は、1ユニット10名の入居者様に対して専任スタッフが配置され暮らしのケアを担当します。

他のユニットはまた別の専任スタッフがいるため、基本的には担当ユニットの顔なじみとなった10名の利用者様のケアのみを担当することになります。これは互いに深い信頼関係を築く為には非常に良いことだと思います。少人数を対象に1人ひとりのこだわりを理解しながら可能な限り個別処遇をする。そうすることでその人らしい暮らしの継続ができると考えています。

敬意を払って寄り添う

ユニット型の施設ゆえ、利用者様とスタッフは時間が経つにつれて親しくなっていくのが当然です。より仲良くなり、その方のこだわりなどを深く理解していくことはとても大切であると考えます。しかし大前提として、愛宕の杜はご入居いただいた方のケアをする、命を守る場所です。スタッフは敬意を持って利用者様を支えなくてはいけません。親しき中にも礼儀ありです。

たとえば愛宕の杜には「1日1敬語運動」という取り組みがあります。普段は「○○さん、ドア閉めるね」と言うところ、その運動がある日は「○○さん、ドアを閉めさせていただきますね」と言うのです。こうした取り組みをはじめ、日々利用者様へ敬意を決して忘れることなく、介護のプロとしての意識を持ち続けたいと思っています。

これから愛宕の杜で働く方へ

その人らしい暮らしの継続を支えるために、「時を守り、場を清め、礼を正す」という考え方を持っていただきたいです。

「時を守り」とは、時間を守るということ。時間を守らないことには信用は生まれません。社会人として基本のことを改めて意識してほしいです。

「場を清め」とは、ただ単純にその場を綺麗に掃除するという意味にとどまらず、「心がけ」の大切さを表しています。愛情をこめて物を使う、次の人が気持ちよく仕事をできるように整理整頓をしてから帰る、そういった心遣いをして場の雰囲気や空気を清めることで自分自身も磨いてほしいと思っています。そして「礼を正す」とは、利用者様はもちろんのこと、同僚や来訪いただくお客様、施設を支えていただいている業者様など、愛宕の杜にかかわるすべての方に敬意を持って接して欲しいということです。

「時を守り、場を清め、礼を正す」という言葉は、難しく聞こえるかもしれませんが、その意味はいたってシンプルです。特別なことではなく、かつての日本人が持っていた感性・価値観を柔軟に取り入れられる、そんな方と一緒に入居者様を支えていきたいと思っています。